紡ぐ ~守り、伝える~

皆様、こんにちは。

新型コロナウイルス第三波の影響が出てきていますが、

今年は季節性インフルエンザ流行の割合が低く、

プラスに考えるとマスク着用、予防接種等が功を奏して、

今まで以上に体調管理に気をつけていることがわかります。

しかし、第3波の影響が出ていて、

自衛隊も派遣されているほどですから、

医療関係者の方々には頭が上がらないです。

さて、話題は変わってタイトルの通り、
『紡ぐ』についてです。

先日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)にて、日本が申請した
「伝統建築工匠の技 木造建築物を受け継ぐための伝統技術」の
無形文化遺産登録が決まりました。
宮大工や左官職人たちが古くから継承してきた技術の価値が
世界的に認められることになったのです。

技術の進歩によって、私たちの生活は大変便利になる一方で
古いものは時代遅れのような風潮がある中で、今回の
ニューズは、代々大工として技術を磨いてきた我々にとっては
大変うれしい出来事でした。

参考までに
*12月から、文化庁主催の『紡ぐ』プロジェクトを通して、
日本の伝統建築
太古の時代から続く、木造建築から近現代の建築物までの変遷、
そして、大工技術の継承をテーマに、
匠の技を受け継いできた歩みを紹介する展示会が開催されます。
近世以前の大工家や棟梁〈とうりょう〉
がやがて組織化され、
現在における建設会社の原型になったことなど、
皆様のお仕事が太古の時代から続く、
少なくとも約200年以上も歴史を持っている、
誇りある仕事であることを実感できる場だと思います。

ぜひ、コロナ禍という厳しい状況ですが、
しっかり感染予防を行い、
展示会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?


「日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵」

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tatemono/ 


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