注文住宅をお考えの方へ!塗り壁の家について紹介します!

注文住宅をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、塗り壁です。
塗り壁は、自然素材の注文住宅を考える場合におすすめの素材です。
今回は塗り壁について詳しくご紹介します。

□塗り壁とは何か?

塗り壁とはどのようなものなのでしょうか。

塗り壁とは、竹や葦をもとに作られた木舞というものや、石膏ボードなどを下地として塗った上に、さらに素材を荒塗り、中塗り、上塗りと何層も塗り重ねて作る壁のことです。
石膏ボードに使われる石膏は硫酸カルシウムを主成分とした物質です。

注文住宅で使用される塗り壁の仕上げの素材は、漆喰や土、モルタルなどです。
また最近では、塗り壁の下地として使われる素材は石膏ボードがほとんどで、木舞はあまり使われなくなっています。

□塗り壁を使用するメリットとは?

では、塗り壁にはどのような効果があるのでしょうか。
今回は塗り壁のメリットを4つ解説します。

1つ目のメリットは、長い期間使用できるということです。
一般的な住宅では、壁にビニールクロスが使われることが多いです。
このビニールクロスの使用期間はおおよそ10年です。
それ以上使用すると、黒ずんでくるなどして見た目が悪くなります、

一方で塗り壁は、定期的にメンテナンスを行えば100年以上は使用できる耐久力があります。
そして、古くなっても黒くなったり剥がれたりと見た目が悪くなることはほとんどありません。

2つ目のメリットは、塗り壁がホルムアルデヒドを分解する成分を持っているということです。
ホルムアルデヒドとは、住宅を建設する際に使われる、接着剤の中などに含まれる化学成分のことです。
このホルムアルデヒドの成分は人体に悪い影響をもち、この成分で気分が悪くなってしまう方もいます。

塗り壁は、これらのホルムアルデヒドを吸収する効果があります。
そのため、塗り壁にすれば、化学成分の匂いもなく、気にすることがありません。

3つ目のメリットは、湿度や温度を調整してくれるということです。
これは塗り壁の特徴の1つで、部屋を適度な湿度に保ってくれます。
そのため、エアコンがなくても快適に過ごせます。

4つ目のメリットは、メンテナンスが簡単だということです。
塗り壁に使われる自然素材は、メンテナンスがしやすいものです。
また、汚れやひび割れやキズなどは自分で簡単に修復できます。

□まとめ

今回は塗り壁が持つ様々なメリットについて紹介してきました。
塗り壁の良さについて理解していただけたと思います。
注文住宅をお考えの方は、塗り壁をぜひご検討ください。