家づくりの資金計画をお考えの方必見!家づくりにかかるお金と資金計画のポイントは?

家づくりにおいて、まずやるべきことは資金計画です。
建物や土地にどれくらいお金を出せるか、どんなローンを組むかを考えなくてはいけません。
資金計画の前に、家づくりにかかる費用や資金計画の立て方をしっかり確認することをおすすめします。
今回は、家づくりに必要な費用や資金計画のポイントを解説します。

□家づくりの際、建物と土地にかかる費用を解説!

*建物にかかる費用

国土交通省調査の「令和元年度 住宅市場動向調査報告書」によると、土地購入を除いた家を建てる際にかかる費用の全国平均は3235万円です。
一般的に、その内の約70パーセントが家の本体の工事費用、20パーセントが設備や水道などの付帯工事費用、10パーセントが保険やローンの手数料などその他の諸費用に使われます。
本体の工事費用、付帯工事費用、その他の諸費用をそれぞれ解説します。

本体の工事費用は、建物の本体を建てるのにかかる費用で、基礎工事・外装・内装・電気の配線などが該当します。
建てる家の大きさや構造によって値段は大きく変わりますが、平均的な1戸建ての場合は2000~2500万円が目安です。

付帯工事費用は、建物の本体の他に必要な工事費用で、既存の建物の解体・地盤改良・冷暖房設備などが該当します。
建てる前の条件や設計によっては必要がないものもあり、値段はそれぞれの家によって大きく変動します。

その他の諸費用は、登記費用・印紙代・保険・地鎮祭の費用など様々です。
こちらは家づくり全体の約10パーセント程度かかるのが一般的です。

*土地にかかる費用

同じく国土交通省調査の「令和元年度 住宅市場動向調査報告書」によると、土地の購入費用の全国平均は1353万円です。
土地を購入する際は、土地の値段だけでなく仲介手数料や印紙税、登録免許税がかかります。
土地への予算より少し低い値段の土地を選ぶことをおすすめします。

□資金計画のポイントを解説!

資金計画では、まず家づくりに用意できる金額を計算しましょう。
ここで、無理に切り詰めて家のお金に充てるよりも、余裕を持たせることがポイントです。
病気やけがで思わぬ出費が出る可能性もあるので、ある程度の生活費や貯金は残しておきましょう。

次に、家の購入費用を決めましょう。
ここで、家の本体価格だけでなく、付帯工事費用やその他の諸費用、家具を購入する費用を忘れてはいけません。
3000万円用意したからといって、3000万円の家を建てられるわけではないのです。

最後に、ローンの計画を決めましょう。
頭金を多く払えばローンは軽くなります。
しかし、手元にお金を残しておかないのは心もとないので、ローンは「無理なく返せるか」と「家を建てる直近の生活に影響が出ないか」を考えましょう。

□まとめ

家づくりの際には、建物や土地に様々なお金がかかりますが、余裕を持った資金計画を立てましょう。
特に、ローンを減らそうとして無理に頭金を払い過ぎないように注意してください。
玉名市、山鹿市周辺で家づくりをお考えの方はお気軽にご相談ください。

理想のキッチンを手に入れたい!家づくりにおいてキッチン選びのポイントとは?

キッチンを選んだり設計する際、機能やデザインから決めてしまいがちですが、使いやすさという思わぬ落とし穴があります。
いくらデザインにこだわっても、使い勝手が悪いと満足できないキッチンになります。
今回はキッチンを選ぶ際のポイントや注意点を解説します。

□自分に合ったキッチンを選ぶためのポイント

キッチンは注文住宅の場合は自分で自由に設計できますが、自分に合った使いやすいキッチンにするために慎重な設計が必要です。
使いやすいキッチンにするための5つのポイントを解説します。

1つ目は、高さです。
キッチンの高さが合わないと腰や肩に負担がかかり、料理が大変になります。
よく使う人が楽に使える高さになるようなキッチンにしましょう。
一般的に、身長÷2+5センチメートルの高さが使いやすいと言われています。

2つ目は、広さです。
キッチンの広さは料理のしやすさに直結します。
特に調理スペースの広さが重要で、食材やまな板、食器を置いたりと調理や盛り付けの効率に大きく関わってきます。
広さを決める際には、食器をどの程度置けるかなどをシミュレーションしておくと良いでしょう。

3つ目は、素材です。
キッチンでよく使われる素材は、人造大理石とステンレスの2つです。
それぞれの特徴を踏まえて、自分に合ったものを選びましょう。

人造大理石はデザインが豊富に選べ、傷がついてもきれいにしやすいですが、シミがつきやすいという欠点があります。
ステンレスは熱に強く耐久性もありますが、水垢がつきやすいのでこまめな掃除が必要です。

4つ目は、収納です。
キッチンには大きな調理器具から小さな調味料まで様々なものを収納する必要があります。
よく使うものは手の届く位置に、あまり使わないものはキッチンの上に、お米など重いものは足元に収納するのがおすすめです。

5つ目は、コンロです。
ガスコンロとIHコンロの選択になるので、それぞれの長所と短所を知って調理の際に重要視したいポイントから決めましょう。
ガスコンロの長所は火加減が分かりやすく細かに調整できることで、短所は火事の原因になったり小さな子どもがいる場合に注意が必要なことです。
IHコンロの長所は安全なことと掃除がしやすいことで、短所は使える調理器具が限られることです。

□快適に使えるキッチンのための3つのポイント

*キッチンのスタイルを考える

キッチンには壁付き型、ペニンシュラ型、アイランド型など様々なタイプがあります。
自分の目的に合う使いやすいキッチンを選びましょう。

*コンロ・シンク・冷蔵庫などの配置を決める

キッチンを使う上で、コンロ・シンク・冷蔵庫の配置は使いやすさや作業効率に大きく影響します。
食材を冷蔵庫から取り出し、シンクで洗い、まな板で切って、コンロで火を通すまでの流れがスムーズにできるかを考えましょう。
一般的に、コンロとシンク間・コンロと冷蔵庫間の距離は1.2~2メートル、コンロと冷蔵庫間の距離は1.2~2.7メートルが望ましいと言われています。

*ゴミ箱やコンセントの配置を決める

ゴミ箱は調理の際に必ず使うので、なるべく近くて便利な場所に置けるようにしましょう。
コンセントは電子レンジや炊飯器に使うので、コンセントの配置や数を意識するのがポイントです。

□まとめ

キッチンの設計は調理スペースの配置や広さを考えて、とにかく使いやすさにこだわりましょう。
依頼した業者にアドバイスを求めるのもおすすめです。
玉名市、山鹿市周辺で家づくりをお考えの方はお気軽にご相談ください。