家づくりで見落としがちなコンセントの失敗例と対策を紹介します!

家づくりにおいて、意外と失敗が多いのが「コンセント」です。
目立つ部分ではないため、見落とされることも多く、後悔しがちな部分でもあるのです。
今回は、そんなコンセントでの失敗例や、失敗を避けるためのポイントをご紹介します。
新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□家づくりにおけるコンセントの失敗例とは?

ありがちな失敗例としては、3つが挙げられます。

1つ目は、数が足りないことです。
数が足りないという失敗は、非常に多いです。
図面では十分だと思っていても、実際に住んでみると、足りないと感じるケースは少なくありません。

数が足りないとテーブルタップや延長コードが必要になります。
「別にそれで構わない」と思うかもしれませんが、見栄えが悪くなったり、タコ足配線の危険があったりと、おすすめはできません。

2つ目は、場所が使いづらいことです。
「使いたい場所にコンセントがない」というのはストレスになってしまいます。
掃除機をかけるときに、コンセントが適切な場所にないために掃除機が届かない場所があってストレスになるでしょう。
また、その他家電のコードを長く伸ばすことによって、足を引っ掛けたりするリスクも出てきてしまいます。

3つ目は、高さが使いづらいことです。
使用する機器によって、適切なコンセントの高さは異なります。
例えば、エアコンは180cmから200cm程度の高さでコンセントを設置するのが一般的ですが、洗濯機の場合は105cmから110cmが適切な高さだと言われています。

□コンセントで失敗しないためのポイントとは?

コンセントでの失敗を避けるためには、図面に家具や電化製品を配置してみることが大切です。
家具や電化製品の配置を頭の中だけで考えていると、実際に使用する段階になってから、「思っていたのと違った」となってしまいやすいです。
図面に家具や電化製品の配置を書き込み、実際に使う場面を想像してみましょう。

他には、外のコンセントにも気を配ることが重要です。
家の中ばかりを考えてしまいがちですが、外にもコンセントが必要になるケースはあります。
たとえば、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車を購入する予定なら、より多くの電気を使えるコンセントが駐車場の近くにあると便利です。
また、庭をライトアップしたいと思うなら、外用のコンセントがあると後からでもライトアップ用の照明を取り付けられます。

□まとめ

今回は、家づくりにおけるコンセントの失敗例と、失敗しないために押さえておきたいポイントをご紹介しました。
数や位置に注意して、実際に使用する場面をシミュレーションしながら検討してみてください。
玉名市、山鹿市周辺で新築をお考えの方はぜひご相談ください。

家づくりで知っておきたいウォークインクローゼットのメリット・デメリットをご紹介!

多くの方が新築に取り入れたいと考える設備の1つに、「ウォークインクローゼット」があります。
今回は、ウォークインクローゼットの導入を考える前に知っておきたい、メリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□ウォークインクローゼットの特徴・メリットは?

ウォークインクローゼットとは、人が内部を歩けるほどのスペースを持ったタイプのクローゼットを指します。
通常、入り口にはドアや引き戸が取り付けられ、独立した空間になります。

メリットとしては、主に3つが挙げられます。

1つ目は、広々とした収納スペースを確保できることです。
ウォークインクローゼットの広さは、一般的に3〜4帖程度です。
通常のクローゼットは1〜2帖であるため、2倍以上の広さになります。
衣類を収納できるのはもちろん、カバンやアクセサリー、帽子やスーツケースなど、さまざまなアイテムを収納できます。

2つ目は、収納物の管理がしやすくなることです。
中に入って内側から収納全体を見渡せるため、収納物の把握・管理がしやすくなります。
人目で確認できるのはもちろん、収納も中に入ってハンガーにかけるだけと、楽々です。
小物も衣服と一緒に一箇所に収納できるため、出かける前の準備もしやすくなります。

3つ目は、衣替えの必要がなくなることです。
季節に関わらず、1年中同じように収納しておけるため、衣替えの必要がありません。
夏になってもコート類をそのままハンガーにかけておけるのは、非常に便利です。

□ウォークインクローゼットのデメリットは?

一方で、デメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

1つ目は、スペースが必要になることです。
広い収納スペースを確保できる分、居室のスペースを削ってしまいます、
それほど大きくない住宅の場合、多くのスペースを使ってしまう収納の優先順位は低いでしょう。

2つ目は、間取りの工夫が必要になることです。
広いスペースを必要とするため、なんとなくで設置してしまうと後悔が出てしまいがちです。
使いやすいように、間取りの工夫をする必要があります。

3つ目は、整理整頓ができないと散らかりやすいことです。
なんでも収納できる分、計画的に収納しないと内部が散らかってしまいます。
きちんと収納する場所を決めたり、不要なものは思い切って処分したりすることが大切です。

□まとめ

今回は、ウォークインクローゼットの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
メリットとデメリットをよく理解して、じっくりと検討してください。
玉名市、山鹿市周辺で新築をお考えの方はぜひ当社にお任せください。

注文住宅ができるまでの期間はどれくらい?延びることもある?

注文住宅を検討中の方の中には、
「建てるまでどのくらいの期間がかかるのだろう」
「スケジュールを建てるために工期を知りたい」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、注文住宅の家づくりの期間について解説します。
家づくりの参考にしていただければ幸いです。

□注文住宅ができるまでの期間は?

注文住宅ができるまでの期間は、一般的に8〜15ヶ月とされています。
建売住宅と違い、設計も規模もケースバイケースであるため一概には言えませんが、おおよそこのぐらいの期間には収まるでしょう。
土地探しや間取り・デザイン決めなど、多くのことを自分たちで考える必要があるため、建売住宅に比べると長い期間を要します。

注文住宅を建てるまでの大まかな流れは、以下の通りです。

・情報収集
・予算決め
・土地探し
・施工会社選び
・住宅ローン事前申請
・契約
・住宅ローン本申請
・建築工事
・完成
・引っ越し

人によっては順番が前後するケースもあるかもしれませんが、おおよそこのような流れで家づくりが進んでいきます。
土地をすでに所有している場合は、土地探しの工程がなくなるため、期間が短くなります。
反対に、土地探しにこだわったり、プラン設計に時間をかけたりした場合には、2年近くの期間がかかることもあります。

□注文住宅での工期が延びるトラブルとは?

注文住宅の家づくりでは時に、工期が延びてしまうトラブルが起こる場合があります。
そのようなトラブルが起こった場合、早めに近隣住民の方へ連絡する必要があります。
連絡なしに工期が伸びてしまうと、迷惑をかけてしまう可能性があるからです。
工期が長引く理由や、いつ頃まで続きそうかを改めて伝えましょう。

工期が伸びた理由については、施工会社としっかり話し合い、明確に把握しましょう。
また、その遅延が施工会社によるものなのか、それとも施主によるものなのかをはっきりさせましょう。
遅延の理由が施工会社側によるものであれば、必要に応じて仮住まいの家賃など、補償請求ができる場合があります。

施工途中や施工後に「やっぱりもっとこうしてほしい」などと追加で要望を伝えると、工期が延びてしまうことがあります。
あとから注文しなくて良いように、事前の打ち合わせを綿密に行うことも重要です。

□まとめ

今回は、注文住宅ができるまでの期間と、工期が延びるトラブルの例をご紹介しました。
工期が延びないように話し合いを密に行い、万が一伸びてしまった場合は近隣住民の方への説明を忘れないようにしましょう。
玉名市、山鹿市周辺で新築をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。

テレワーク用に書斎を設けるメリットや注意点をご紹介!

近年、リモートワークの普及により、自宅でも作業ができる環境の需要が高まってきています。
そこで今回は、新築時にテレワーク用の書斎を設けるメリットや注意点をご紹介します。
少しでも家づくりの参考にしていただければ幸いです。

□テレワーク用に書斎を設けるメリットとは?

テレワーク用に書斎を設けるメリットとしては、4つが挙げられます。

1つ目は、集中できる環境を確保できることです。
ダイニングやリビングで作業をするとなると、物音や家族の気配が気になって集中できず、効率よく仕事を進められなくなってしまうでしょう。
環境も整っていないため、長時間のデスクワークで体を痛めてしまうこともあるかもしれません。
専用のスペースを設けることで、集中して効率的に作業を進められます。

2つ目は、静かに趣味を楽しめることです。
読書をしたり、映画を見たり、細かい作業をしたりなど、家の中で1人で静かに趣味を楽しめる貴重な空間になります。

3つ目は、整理整頓がしやすくなることです。
本をたくさんお持ちの場合、家のあちこちに本が散らばってしまったり、本棚から溢れてしまったりするかもしれません。
書斎があれば、本や仕事の道具を一箇所に集めておけます。

4つ目は、メリハリをつけやすくなることです。
リビングで作業をしていると、ちょっとしたことで集中力が切れてしまうことがあります。
「書斎は仕事の部屋」としっかりと分ければ、気持ちの切り替えがしやすくなります。

□テレワーク用の書斎を作るときの注意点は?

テレワーク用の書斎を作るときには、以下のポイントに注意しましょう。

*光の入り方

仕事をしたり読書をしたりするだけの部屋だからといって、窓をつけないと窮屈で居心地の悪い空間になってしまいます。
作業中にストレスを感じやすくなってしまうため、窓は必要ですが、光の入り方には注意が必要です。
パソコンに直接光が当たらないように、角度を調節しましょう。

*コンセント

コンセントが少ないと、パソコンやプリンター、タブレットなどの電源を確保できなくなる可能性があります。
位置と数に注意しましょう。

*椅子

書斎で作業をする時間が長いのであれば、体に負担がかからない椅子を用意しましょう。
体を痛めてしまっては、仕事どころではなくなってしまいます。

□まとめ

今回は、テレワーク用に書斎を設けるメリットや注意点について解説しました。
書斎には多くのメリットがありますが、注意点をしっかり押さえるように気をつけて検討してみてください。
玉名市、山鹿市周辺で新築をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

無垢フローリングの黒ずみはなぜ発生する?お手入れ方法もご紹介!

無垢フローリングで、黒ずみが発生しているのを目にしたことがあるという方は多いでしょう。
せっかくの無垢フローリングも、黒ずんで見た目が悪くなっていてはもったいないですよね。
今回は、そんな黒ずみが発生する原因とお手入れ方法について解説します。

□無垢フローリングで黒ずみが発生する原因は?

黒ずみが発生する原因としては、4つが挙げられます。

1つ目は、溜まった汚れです。
毎日使っているうちに汚れが付着していき、それが溜まって黒ずみが発生します。
こうした汚れは雑巾がけで落ちることもあるため、こまめな手入れで十分に防げます。

2つ目は、洗剤など、強アルカリ性の水溶液です。
オイル塗装が施された無垢フローリングは、石鹸などアルカリ性の溶液が付着すると黒ずんでしまう場合があります。
アルカリ性の洗剤を使う場合は、床に垂れないように注意する必要があります。

3つ目は、カビです。
湿気のある状態が長く続くと、カビによる黒ずみが発生します。
脱衣所などは特に要注意です。
漂白をするか、サンドペーパーで削り取ることで黒ずみを除去できる場合があります。

4つ目は、元から含まれる黒ずみです。
木材の性質によっては、節や木目にもとから黒ずみが見られる場合があります。

□無垢フローリングで黒ずみを発生させないためのお手入れ方法は?

無垢フローリングの塗装には、
・自然塗装(オイル塗装)
・ウレタン塗装
・無塗装

の3種類があります。

塗装の種類ごとに適切なお手入れ方法をご紹介します。

*自然塗装(オイル塗装)

自然塗装とは、天然油脂(オイル)を使った仕上げのことで、木の質感をそのまま生かせたり、傷や汚れがつきにくかったりする特徴があります。
この場合は、乾いた雑巾や掃除機でのお手入れを推奨します。
大掃除のときなどは、専用のワックスクリーナーを使うと良いでしょう。

*ウレタン塗装

ウレタン塗装とは、合成樹脂が主成分の塗装で、フローリングの塗装によく使われています。
この場合も、乾いた雑巾か掃除機でお手入れをします。
大掃除のときには、普段の掃除で落ちない汚れに対して、中性洗剤を薄めた水を含ませ、固く絞った雑巾で拭きましょう。

*無塗装

無塗装の場合は、乾いた雑巾や掃除機で日々のお手入れをしてくださいね。
大掃除のときには、固く絞った雑巾で拭き掃除をすることをおすすめします。

□まとめ

今回は、無垢フローリングで黒ずみが発生する原因と、発生を防ぐお手入れ方法について解説しました。
フローリングの塗装によって適切なお手入れ方法は異なるため、種類ごとに合った方法で行うようにしてください。
玉名市、山鹿市周辺で無垢フローリングの住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

住宅の外観デザインにはどんな種類ある?それぞれの特徴をご紹介!

住宅は、外観によって印象が大きく変わります。
外観と内装のテイストが合っていないと違和感が出てしまうため、内装を考えるためにも、まずは外観の方向性をある程度決めておく必要があると言えます。
今回は、外観デザインの種類をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□住宅の外観デザインをご紹介!

住宅の外観デザインには、たくさんの種類があります。
代表的な種類としては、以下のものが挙げられます。

・和風
・和風モダン
・洋風
・洋風モダン
・シンプル
・シンプルモダン
・シンプルナチュラル
・南欧テイスト(プロバンス)
・カリフォルニアスタイル
・ニューヨークスタイル
・ブルックリンスタイル

たくさん挙げましたが、この他にもさまざまなスタイルが存在します。

このうち、和風と和風モダンはなにが違うのかと気になる方もいらっしゃるでしょう。
和風は古くからの日本の住宅のスタイルを指します。
一方で和風モダンは、和風のデザインを主軸ににしつつも、現代の欧米的な生活様式も取り入れたデザインです。
「和のテイストを入れたいが、純和風にはしたくない」という方にピッタリです。

洋風と洋風モダンも、同じような違いです。
「洋風で古めかしい印象になってしまうのがイヤ」という方でも、モダンの要素を取り入れることで、現代風でスタイリッシュな印象の家をつくれます。

シンプルモダンも、シンプルに比べてスタイリッシュでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
無駄を削ぎ落としつつも、個性のある家にしたいという方におすすめです。

□外観デザインを決めるときの注意点とは?

外観デザインを決めるときには、具体的な写真やイラストを用いつつイメージを伝えることが重要です。
言葉だけで伝えようとすると、上手く伝わらないばかりか、イメージの食い違いが発生してしまうおそれがあります。

「まさにこんな外観にしたい」といった、ピッタリな写真があれば、それをそのまま見せましょう。
いろんな角度からとった写真があるとより伝わりやすくなります。

イメージとピッタリな写真がない場合は、理想に近い写真を複数見せたり、自分でイラストを描いて具現化したりしましょう。
何かしら視覚的な情報があったほうが、言葉だけで伝えるよりも、正しく伝わりやすくなります。

□まとめ

今回は、住宅の外観デザインの種類と、デザインを決めるときの注意点について解説しました。
デザインには非常に多くのスタイルがあるため、それぞれをじっくりと見比べてみてください。
玉名市、山鹿市周辺で外観にこだわった家づくりをお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。

高気密・高断熱の家なのに寒い!その原因を解説します!

高気密・高断熱住宅は、その名の通り、気密性と断熱性に優れた住宅を指します。
しかし、中には高気密・高断熱の家を選んだにも関わらず、冬場に厳しい寒さを室内で感じてしまう方もいらっしゃいます。
そこで今回は、高気密・高断熱住宅なのに家の中が寒くなってしまう原因やその対策を紹介します。
気密・断熱性能にこだわった家づくりをお考えの方は、ぜひご参考ください。

□高気密・高断熱住宅なのに寒くなってしまう原因は?

気密性と断熱性に優れた家のはずなのに、まるで外のような寒さを感じてしまうという場合には、以下の原因が考えられます。

*気密性が不十分

寒さを防げていないと感じる場合はまず気密性を疑ってみると良いかもしれません。
施工次第では高気密と謳っておきながら、建物に隙間が多く発生している場合もあります。
石こうボード同士や壁と窓サッシの間に隙間があると、そこから空気が出入りしてしまいます。

*断熱材が効果的に設置されていない

断熱材が部分的にしか使用されていなかったり、断熱材同士に隙間があったりすると、断熱材の性能を十分に発揮できません。
きちんと断熱性を発揮するためには、家の周り全体を断熱材で覆う必要があります。
壁はもちろん、床や天井にもしっかりと断熱材が入っていることが重要です。

*窓の断熱性が不十分

窓の断熱性は、家全体の断熱性に大きく影響します。
窓は気密性や壁・床・天井の断熱性と比べて、直接確認しやすいです。
単層ガラスであれば窓の断熱性は低いといえます。
複層ガラスやトリプルガラスを選ぶことで、窓の断熱性は高められます。

□高気密・高断熱住宅なのに寒い場合の対策は?

寒さの原因の中には、一部分のリフォームだけで対策できるものがあります。

例えば、先述したように窓を断熱性の高いものに変えたり、サッシを気密性・断熱性の高いトリプルサッシに変更したり、ドアを断熱性の高いものにするといった方法が有効です。
窓を取り替えるのが難しい場合は、窓に断熱シートを貼り付けたり、断熱効果の高いカーテンに取り替えたりすると良いでしょう。

□まとめ

今回は、高気密・高断熱住宅で寒さを感じてしまう原因と対策について解説しました。
残念ながら、高気密・高断熱住宅を選んでも厳しい寒さを感じてしまうケースはゼロではありません。
家づくりの際は、気密性や断熱性が本当に高められているかどうか、できる範囲で確かめてみると良いでしょう。
玉名市、山鹿市周辺で高気密・高断熱住宅をお考えの方はお気軽にご相談ください。

高気密・高断熱住宅で結露が発生してしまうケースとは?

高気密高断熱住宅は、気密性と断熱性の高さにより外気を遮断し、真冬や真夏でも快適に過ごせるといった魅力があります。
しかし、そんな高気密・高断熱住宅でも、結露が発生してしまうケースもあります。
では、どうして結露が発生してしまうのでしょうか。
結露の危険とともに紹介します。

□高気密・高断熱の住宅で結露が発生する原因とは?

冬場になると、窓が結露で濡れている光景をよく目にしますが、そもそも結露とはどのようにして発生するものなのでしょうか。

空気中には常に水分が含まれています。
通常、その水分は水蒸気として空気中に含まれます。
空気が含有できる水蒸気の量の上限は、そのときの空気の温度によって変わります。
温度が高ければ高いほど空気は水蒸気を多く含められ、反対に温度が低いと水蒸気を少ししか含めないのです。

冬場は、あたたかい室内の空気が冷たい窓に触れて冷やされることで、空気中の水蒸気が水に戻されて、結露として現れます。

結露のもとになる水分は、さまざまなところから発生します。
例えば、開放型石油ストーブなどの灯油を燃料にするストーブや、ガスヒーターなどの化石燃料を使用する暖房器具から発生します。
他には、加湿器やお風呂場の湿気、料理や洗濯物の室内干しなどによっても、結露のもとになる水分が発生します。

高気密・高断熱住宅では、24時間換気が行われていることが前提です。
しかし、中には、換気システムがオフにされている場合もあります。
冬場は外の冷気を入れたくないがために、窓を開けて換気を行う機会が少なくなりがちです。
そうなると、室内に湿気が溜まるため、結露もできやすくなってしまいます。

□高気密高断熱住宅の結露が危険な理由とは?

結露には、「内部結露」と「表面結露」の2種類があります。
内部結露は、壁の内部で起こる結露です。
壁の内部の空気が、外壁を通して伝わってくる冷気によって結露する現象です。
内部結露は見えない部分で発生するため、知らず知らずのうちに家の柱や土台を腐らせてしまう危険性があります。

一方で表面結露は、窓にできるような目に見える結露ですが、こちらは窓周辺やカーテンにカビを発生させるおそれがあります。
室内の湿度が高くなるため、部屋全体のカビやダニの原因にもなります。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅で結露が発生する理由と結露のリスクについて解説しました。
結露は家の安全を守るために防止することが大切なので、しっかりと対策を施しましょう。
また、玉名市、山鹿市周辺で家づくりに関してお困りの方は、お気軽に当社までご相談ください。