注文住宅で住宅ローンを利用する場合の本審査のタイミングは?

注文住宅を建てる場合、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。
ローンには事前審査と本審査がありますが、これらのタイミングを事前に把握できていないと、突然新里なって戸惑ってしまうかもしれません。
そこで今回は、ローンの審査のタイミングについて解説します。
家づくりをお考えの方はぜひご確認ください。

□住宅ローンの事前審査・本審査とは?

住宅ローンを申請する際には、事前審査と本審査の2つの審査を受けることになります。
これら2つの審査に通過しないと、ローンは利用できません。

事前審査では、申請者の収入を証明する資料、物件の情報、他のローンの状況を示す資料など、最低限の情報を用いて金融機関が簡易的な審査を行います。
早ければ1日、遅くても1週間程度で結果は出るでしょう。
事前審査がなかった時代では、契約後に本審査を行い、そこで不合格となって、結局契約を破棄する、といった非効率な流れが生まれてしまっていました。
そういった問題を解決するために、事前審査の制度が導入されたのです。

本審査では、金融機関と保証会社がより詳細な審査を行います。
支払い能力の有無はもちろん、健康状態や担保となる物件の価値、さらに将来的な支払い能力まで調べ上げられ、審査されます。
こちらは結果が出るまでに1週間から2週間と、少し時間がかかります。

事前審査に比べて用意する資料がかなり多くなるため、事前にある程度揃えておくと良いでしょう。
事前審査に合格していたとしても、本審査で落ちることもあるため、注意が必要です。

□注文住宅のローンの流れと本審査のタイミングは?

ローンを組むまでの大まかな流れは、以下のようになっています。

・土地購入(自己所有地の場合は解体費など考慮)
・住まいの基本プラン、予算の目処立て
・ローン事前審査
・住まいの実施(詳細)プラン
・工事請負契約
・ローン本審査
・住宅ローンの契約
・ローンの実行

本審査は工事請負契約の後に行われます。
これに合格すると住宅ローンの契約となります。

審査が遅くなると何かと不都合なことが起こってくるおそれがあるため、前もって書類を準備しておいたりと、早めに行動したりすることが大切です。

□まとめ

今回は、住宅ローンの流れや、事前審査・本審査について解説しました。
ローンに関する知識はある程度自分で身に付けておくことが大切です。
大まかな流れや審査のタイミングについて正しく把握して、スムーズに家づくりを進めましょう。
玉名市、山鹿市周辺で家づくりをお考えの方はお気軽にご相談ください。

新築の家づくりで吹き抜けを取り入れるメリット・デメリットとは?

新築の注文住宅で人気の高い間取りの1つに、「吹き抜け」があります。
吹き抜けは見た目の開放感と光の取り入れやすさから人気ですが、実際に住んでみないとわからない意外なメリットやデメリットも存在します。
そこで今回は、吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひ家づくりの参考にしてみてください。

□吹き抜けの特徴とメリットとは?

一般的な住宅における吹き抜けでは、1階と2階の間に床を設けないことによって、1階と2階がつながった、1つの広い空間が作り出されています。
空間に広がりが生まれ、広々とした開放感を感じられます。
吹き抜けの主なメリットは、以下の3つです。

1つ目は、開放的な空間を作り出せることです。
吹き抜けで天井が高くなることによって、視覚的な広がりが生まれます。
リビング自体がそこまで広くなかったとしても、吹き抜けで天井を取り払うことによって、縦方向に広がりが生まれ、広さを感じやすくなります。

2つ目は、空間が明るくなることです。
2階部分の窓から入った光が1階部分にまで届くため、空間全体が明るくなります。
1階部分の窓では取り入れられない角度の光でも、2階部分の窓から取り入れられるため、通常よりもたくさんの光が差し込むことになります。
開放感に加えて明るさも確保できるため、非常に快適な空間となります。

3つ目は、風通しが良くなることです。
吹き抜けは空気の流れが生まれやすくなるため、換気がしやすいです。
暑さが落ち着く時期や時間帯では、窓を開けて涼しい風を取り入れることで、エアコンなしでも過ごせるでしょう。

□吹き抜けのデメリットとは?

一方で、デメリットとしては以下の3つが挙げられます。

1つ目は、冷暖房の効きが悪くなることです。
空間が広くなるため、部屋を快適な温度にするのに多くの電力や時間を要します。
さらに、暖かい空気を上に、冷たい空気は下に集まるため、冬場は1階部分が寒くなりがちです。
天井にシーリングファンを設置するなどの対策が必要になるでしょう。

2つ目は、2階部分が狭くなることです。
2階部分の床を一部なくすため、当然、2階は狭くなってしまいます。
リビングの広さよりも部屋数を優先するならば、吹き抜けは不要かもしれません。

3つ目は、メンテナンスの手間がかかることです。
天井が高くなるため、天井付近の電球の取り替えや掃除が難しくなります。

□まとめ

今回は、吹き抜けの特徴とメリット・デメリットについて解説しました。
吹き抜けには多くのメリットがありますが、デメリットもないわけではありません。
メリットとデメリットをしっかりと比較して慎重に検討するようにしてください。
玉名市、山鹿市周辺で新築お考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。