木の家にはどんなデメリットがある?木の家の特徴をご紹介!

家を建てたいと考えている方の中には、木の家がいいと聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし現代では、鉄骨やコンクリートなど、家を建てる素材はさまざまです。
木の家は実際どうなのか、どれくらい良いものなのか、と気になっている方に向けて、今回は木の家のデメリットと、あわせてメリットもご紹介します。

□木の家のデメリットとは

木の家を建てる際には、いくつかの注意点があります。

1つ目は、古くなると経年変化が著しいこと。
築年数が経つと、その分変色したり、色が濃くなったりするなど見た目が古びてきます。
それも味と楽しめる方にはむしろメリットですが、気になる方にはおすすめできないかもしれません。

2つ目は、腐食やシロアリなどの発生の可能性があるということです。
雨にさらされ続けた場合や一度浸水してしまった場合、注意していなかった意外なところが腐食してしまうので、交換に思わぬ出費がかかります。
また、知らない間に床下でシロアリが木を食べていて、家が傾いてしまった、という恐ろしい事例もあります。

以上の2点に共通して言えますが、木の家は定期的なメンテナンスが必要です。
変色してしまった部分のお手入れや、腐敗したりカビ、シロアリが発生したりしている箇所がないかの点検は、古くなくても数年ごとにしておくと安心です。
その都度修理する必要があれば、追加で出費もかさみます。
他の素材の家に比べると少し手間がかかるように感じてしまうかもしれません。

□木の家にメリットはある?

上記のデメリットは、人によってはかなり木の家にマイナスな印象を持たせてしまいます。
しかし、実は木の家にはそういったデメリットを覆すほど素晴らしいメリットがいくつもあります。
今度は木の家のメリットを見てみましょう。

*温かみのある家

木でできた家は、木材そのもののしっとりとした柔らかい触り心地をその肌で感じられます。
木にはリフレッシュ効果があるので、木造の家はそこにいるだけでリラックスできるのです。
自然の温もりのある家は、木の家ならではの特徴です。

*快適な家

木が持つ性質は非常に優秀です。
たとえば弾力性。
木材はコンクリートや鉄骨などの素材に比べて弾力性があり、衝撃を和らげます。
そのため立つ、歩くなどの動作に負担が少なく、子どもやお年寄りにも優しい素材なのです。

また、調湿性も木材のメリットです。
多湿に弱いと紹介した木の家ですが、それは浸水のようにあまりにもひどい場合です。
普段の湿気トラブルには、木材そのものが持つ調湿性が効果を発揮し、適度な湿度に保ってくれます。

*強い家

木造は一見鉄骨に比べて弱そうに見えますが、実際は驚くほどの耐久性があります。
衝撃を和らげる性質も、耐久性に直結しているのです。
新築を木造で建てることで、耐震性のある家になります。
さらに実は、木造は火事にも強いのも特徴です。
その強さこそ、木の家がいまも日本に残っている証拠なのです。

□まとめ

今回は、木の家のデメリットとメリットをご紹介しました。
古くから日本で使われる建築技術である木造建築。
最初にデメリットを解説しましたが、いまもなお木の家がなくならないのはそれ以上の魅力が木の家にあるからです。
自然を感じる温かい家を、木の家で実現しませんか。
玉名市、山鹿市周辺で新築を考えている方は、お気軽に当社までご相談ください。