予算が足りない!そんなときに注文住宅でコストダウンする方法とは?

間取りやデザインを自由に設計できる注文住宅。
自分の希望を思い通りに盛り込めることはとても魅力的ですが、一方で予算オーバーが起こりやすいという注意点もあります。
あれもこれもと、こだわりを取り入れていった結果、気づいたらコストが膨れ上がっていた...なんてことも。
そこで今回は、注文住宅で予算オーバーが起きてしまった際の対処方法として有効な「コストダウン」を行う方法についてご紹介します。

□注文住宅のコストダウンの方法

1.延床面積を減らす
延床面積とは、全ての階の床面積の合計です。
延床面積を減らすことで居住スペースが減ってしまいますが、その分コストを削減できます。
実際に延床面積を減らす場合は、生活の質が落ちない範囲で行いましょう。

2.建物の形をシンプルにする
建物の形をシンプルにすれば、使用する資材の量や人件費、工事のコストを削減できます。
長方形や正方形に近い形はコストを抑えやすいでしょう。

3.間取りをシンプルにする
部屋が多かったり形が複雑だったりすると、その分たくさんの壁を作ることになります。
壁が増えればコストも増えるため、コストを抑えたい場合は部屋の数をなるべく少なくして、シンプルな間取りにすることがおすすめです。

4.水回りをまとめる
水回りの設備を一箇所に集めることで、配管工事費を削減できます。
水回りが分散すると動線も悪くなるため、水回りはなるべく近くに配置することがポイントです。

5.屋根の形をシンプルにする
建物の形や間取りと同様、屋根もシンプルな形のものを選んだ方がコストを抑えられます。
複雑な形は資材や人件費・工費が高くなるほか、傾斜のきつい屋根は工事の際に足場を組むコストが高くなります。
傾斜のゆるやかな切妻屋根や片流れ屋根など、シンプルな形状の屋根がおすすめです。

□コストダウンしてはいけない部分とは?

以下の部分でコストダウンを行うと、快適さや安全性に問題が生じるおそれがあります。

・断熱材
・耐震装置
・セキュリティ
・外構工事
・水回りの工事

断熱材でコストを節約すると、「夏は暑く、冬は寒い」といった過ごしにくい住まいになってしまいます。
水回りも生活の質に直結する部分ですので、コストダウンをするよりも、むしろ初期投資と思ってグレードの高いものを選択した方が良いと言えます。

耐震装置やセキュリティは、資産や命を守るための性能であるため、コストを削減すると後々大きな被害が出てしまうかもしれません。
外構もセキュリティに関係するほか、外観の印象を左右します。
せっかくのマイホームで、外観がみすぼらしい印象になってしまってはもったいないため、外構ではなるべくコストダウンしないことをおすすめします。

□まとめ

今回は、注文住宅のコストダウンの方法について解説しました。
コストダウンに関しては、「しても良い部分」と「してはいけない部分」があります。
「してはいけない部分」でコストダウンをすると生活の質が下がったり、安全面のリスクが生じたりするため、コストダウンの箇所については慎重に検討しましょう。

当社では、生活の質や安全面にもこだわった注文住宅を提供しています。
玉名市、山鹿市周辺で注文住宅をお考えの方はお気軽にご相談ください。

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