2023年2月18日

二世帯の注文住宅の間取りはどうする?間取りの種類や考えるポイントをご紹介!

「親の体調が心配だから常に見守っていたい」
「子供の面倒を見てもらえるから親と一緒に暮らしたい」
このような理由から、新築をお考えの方の中には、親世帯と子世帯が一緒に暮らす「二世帯住宅」を検討している方もいらっしゃるでしょう。
介護や子育ての面でメリットのある二世帯住宅ですが、一口に二世帯住宅と言っても間取りはご家庭によってさまざまです。
そこで今回は、二世帯住宅の間取りのタイプや間取りを考える際のポイントをご紹介します。

□二世帯住宅の間取りの3タイプ

二世帯住宅の間取りは、大きく3つのタイプに分類できます。

*完全同居型(融合型)

完全同居型は、それぞれの自室以外の全ての部分を共有するタイプの二世帯住宅です。
リビングやキッチン、お風呂まで共有するため、1つの家に完全に同居するような形です。
メリットとしては、家事や子育てを分担して協力できることや、にぎやかに暮らせることが挙げられます。
一方で、生活スタイルや価値観にズレがあるとストレスを感じやすいことや、生活のルールを決めておかないとトラブルに発展する可能性があることがデメリットです。

*部分共用型(共有型)

部分共有型は、玄関や水回りなどの一部分を共有する間取りです。
何をどこまで共有するかによって距離感を調節できるため、自分たちのライフスタイルに合った二世帯住宅を実現しやすいです。
メリットとしては、スペースを効率的に使いつつも、互いの生活スペースを尊重して程良い助け合いができることが挙げられます。
一方で、分離したいことと共有したいことを明確にしないと、中途半端で不便な間取りになってしまうこともあるという点に注意が必要です。

*完全分離型(分離型)

完全分離型は、玄関をはじめとして全ての部屋が分離している間取りです。
マンションの隣の部屋といったイメージが近いでしょう。
別々の生活を送れるため、ライフスタイルや価値観の違いによるストレスを感じにくいことが大きなメリットです。
一方で、玄関やリビング、水回りなどの全ての部屋を2世帯分設けるため、建築費が高くなってしまうことがデメリットとして挙げられます。

□注文住宅で二世帯住宅の間取りを考える際のポイント

二世帯住宅の間取りを考える際には、以下の3つのポイントに気をつけましょう。

・プライバシー
・バリアフリー
・家事分担

距離が近すぎてプライバシーを確保できないと、「自分の家なのにくつろげない...」といったことになってしまう可能性もあります。

バリアフリーに関しては、親世帯が快適に暮らすために特に重要です。
子世代にとっては問題がなくても、親世代にとっては住みにくい家になってしまう場合もあるため、計画を立てる段階から綿密な話し合いを行う必要があります。

家事分担に関しては、明確にルールを決めておかないとどこまで干渉して良いかが分からずに戸惑ったり、喧嘩の原因になったりするおそれがあります。
ルールを決めて、それをきちんと共有することを心がけましょう。

□まとめ

今回は、二世帯住宅の間取りについてご紹介しました。
二世帯住宅は間取りの特徴から、
・完全同居型
・部分共用型
・完全分離型
の3タイプに分かれます。
それぞれに異なるメリット・デメリットがあるため、ご自身や同居する親世帯のライフスタイルを踏まえつつ、どのタイプが合っているかを考えましょう。

玉名市、山鹿市周辺で二世帯住宅の注文住宅にご興味をお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。

2023年2月14日

新築のリビングの広さはどうする?目安をご紹介!

マイホームを考える際、できるだけ家族全員の意見を取り入れた理想の住まいにしたいものですね。
子供部屋や書斎、キッチンなどは、それぞれで過ごす時間が多い人の意見を中心に取り入れることをおすすめします。
一方で、リビングは家族全員が過ごすスペースです。
家族全員が納得するような間取りにするために、まずは広さを考えましょう。
今回は、新築リビングの広さについて解説します。

□リビングの広さはどのくらいが良い?

リビングの広さがわからないという方は、まずはリビングの定義について確認しておきましょう。

リビングとは、家族団らんの場、生活の中心となる場を指します。
日本語では「居間」や「茶の間」と呼ばれますが、現代ではその呼び方から想像されるスペースとリビングのイメージは少し異なると思います。

しかし、「リビング」も「居間」や「茶の間」も家族が一緒にくつろげる場であるということに変わりはありません。
テレビやソファなどの家具の配置も大事ですが、家族が気軽に話せてくつろげる場を作るということを第一に考えると良いですね。

また、リビングの間取りは「LDK」と表現されることが多いです。
L(リビング)D(ダイニング)K(キッチン)であるため、「LDK○畳」という表現の仕方ではダイニングとキッチンが含まれることに注意が必要です。

では、リビングの広さですが、一般的な4人家族であればLDK16~20畳が平均とされています。
この広さであればダイニングスペースを設けても、リビング・ダイニングスペースそれぞれに快適な広さを保てます。

□新築でLDKを広くつくるメリット・デメリット

*広いLDKはどのくらいの広さ?

上記で平均的なリビングの広さをご紹介しましたが、もっと余裕のある広さにしたいという方は20~25畳以上にすると広めのリビングが実現できます。
もちろんライフスタイルや家族構成によって異なるので、目安として考えてください。

*広いリビングのメリット

・高級感がある
玄関から入ってすぐに広いリビングがあると、豪邸のような雰囲気を演出できます。
家の中心であるリビングに高級感があると、家全体もおしゃれで高級感溢れるものになりますね。

・家族全員が余裕をもって暮らせる
のびのびと過ごせるので、リビングの目的である「家族団らんの場」を実現してくれます。

・さまざまなシーンに対応可能
やはり狭いよりも広いほうが、リビングの使用用途が広がります。
ホームパーティー、子供の遊び場、親との同居など色々なケースに対応できるのです。

*広いリビングのデメリット

・他の間取りが制限される
土地には限りがあるため、LDKを広くすると他の間取りが制限されてしまいます。
他の間取りにも広さを確保するためには、慎重な土地選びが必要です。

・エアコンの稼働効率が悪くなる
空間が広いほどエアコンの稼働効率が悪くなり、光熱費も高くなってしまいます。
シーリングファンの設置や断熱性が高い家づくりを意識しましょう。

□まとめ

家族団らんの場であるリビングにするためには、LDK16畳以上の広さがおすすめです。
広いリビングにすると、他の間取りやエアコンの稼働効率などに支障が出てしまいますが、こちらは設計次第で解決できるものです。
快適な広さを確保すれば、家族全員が一緒に過ごす時間が自然に増えるでしょう。
玉名市、山鹿市周辺でマイホームをご検討中の方は、ぜひ当社までご相談ください。

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