新築のキッチン収納を考える際に押さえておきたいポイントは?

新築でキッチンをつくるとき、新しいシンクやワークスペースに目を輝かせている方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、キッチンは収納スペースも含めてキッチンです。
収納が自分に合っていると、料理の時間を大幅に短縮できたり、綺麗ですっきりしたキッチンを維持しやすくなったり、いいことがたくさんあります。
今回は、キッチンの収納を考えるときのポイントをご紹介します。

□キッチン収納を考えるときのポイント

*キッチンにあるものをリストアップ

まずはキッチンに収納したいものをリストアップして、おおよその必要な収納量を把握しましょう。

・食器類
・箸、スプーン、フォークなどのカトラリー
・包丁、まな板
・鍋、フライパン
・ボウル、ざる
・タッパー
・キッチンハサミ、菜箸、トング、軽量スプーン

また家電製品も収納しなければいけません。

・電子レンジ
・トースター
・炊飯器
・電子ケトル
・ミキサー

これらは比較的大きな収納が必要です。
家のキッチンを見て、どれだけのものがあって、そのためにどれだけの収納を用意しないといけないかを照らし合わせましょう。

*動線を考えた収納にする

一度に複数のことをこなさなければいけないキッチンでは、少しでも遠くにものがあると手を伸ばすのが億劫になります。
料理の際の動線はある程度決まっているはずです。
キッチンを使うときをシミュレーションして、どこになにが収納されていれば楽か考えましょう。
収納には、料理の動線がコンパクトになるヒントが隠されているのです。

*使う人に合った収納を

キッチンに立つ人の身長によっては、高いところに収納してあるものを出すためにわざわざ台を持ってこないといけない事態は避けたいものです。
棚を低めに設置したり、奥行きを浅めにしたりして、少しの工夫でものを快適に取り出せるようになります。
使う人が楽に使える高さや種類の収納を考えてください。

□もっと便利になるキッチン収納のヒント

キッチンの収納は、工夫次第で何倍にも何十倍にも便利になります。

たとえば、収納棚は一定の間隔をあけた固定棚より、可動式の棚をおすすめします。
家にある食器や家電の数、高さはまばらです。
棚の高さが余るくらいなら問題ありませんが、足りないと困りますよね。
可動式の棚なら、お持ちの食器に合わせて高さを変えられます。

また、扉の種類もこだわっておきましょう。
スライド式か、開き戸にするのかでも、使い心地は全く違います。
スライド式は開閉がスマートですが、レールがある分奥行きが必要です。
開き戸は開口のスペースが広い一方で、扉を開けるときのスペースがないと取り付けられません。
それぞれの特徴とキッチンを比較しながら、自分の理想の収納に近づけてみてください。

□まとめ

今回は、新築を建てる際のキッチン収納のポイントについて解説しました。
キッチン収納をつくるポイントは、収納するものの量を把握すること、動線を考えること、使う人に合った収納にすることです。
さらに、可動式の棚にしたり、扉の種類を工夫したりすることで、料理時間がより豊かなものになります。
新築に欠かせないキッチン。
新しいキッチンにときめく気持ちも大切ですが、少し後ろを振り返って、周辺の収納にもぜひ気を配ってみてください。
玉名市、山鹿市周辺で新築をお考えの方は、お気軽に当社にご相談ください。

お風呂の窓は必要?新築マイホームをお考えの方へ!

少し前までお風呂に窓をつけるのは当たり前、と考えられていましたが、その必要性が見直され最近ではお風呂に窓をつけない方も多くいらっしゃいます。
実際、新築を建てるときお風呂に窓をつけるべきなのでしょうか。
今回は、お風呂に窓を設置するメリットとデメリットについて解説します。

□お風呂に窓をつけるメリットとデメリット

*メリット

1つ目のメリットは、電気を使わず換気できることです。
湿度の高いお風呂は換気が必須ですが、24時間換気扇をつけて換気していると電気代が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
窓を開けるだけでお風呂の中の空気を入れ替えられるのは大きなメリットです。

2つ目は、解放感です。
大きな浴槽があるので少し圧迫感があるお風呂ですが、窓を開けるとやはり外に視界が抜けて解放感が一気に出ます。
湯船につかるとき、景色が見えると少し贅沢な気分になり、よりリラックスできます。

3つ目は、採光についてです。
外からの光を採ることで、柔らかい雰囲気の浴室になります。
夜はあまり関係ありませんが、朝にシャワーを浴びる方など、一日の始まりが爽やかで気持ちいいものにできるでしょう。

*デメリット

やはり最大のデメリットは、プライバシー面の心配です。
外から見えないように目隠しになるものが必要ですし、防犯面を気にして窓を閉めっぱなしにしては窓を設置した意味がなくなります。
窓の設置を希望する方は防犯面についても必ずハウスメーカーと相談してください。

もうひとつのデメリットは、カビが生えやすいことです。
窓があると結露が発生し、いつの間にかカビが生えていることがよくあります。
窓のサッシは掃除も面倒ですから、定期的に手入れしてカビが生えないように気をつける必要があります。

また、寒さに備えないといけないのも、窓を設置するデメリットといえます。
窓のないお風呂に比べると隙間ができやすく、比例して浴室やお風呂の温度が下がりやすくなります。
お風呂にこまめにフタをしたり、床暖房を設けたりして防寒できる設備を用意しましょう。

□お風呂に窓は必要?判断のポイントとは

窓を設置するべきかどうかは、お風呂周辺の環境や住む人のこだわりによります。

たとえばお風呂からお気に入りの庭が見える間取りなら窓をつけるのもいいですが、真隣が家で壁が接している場所などは光も入りづらく、窓をつけるにはデメリットが多くあります。

また、とにかく掃除を楽にしたい、と希望する方がせっかく浴室の床や壁にカビの生えにくい素材を使っても、窓際にカビが生えては意味がありません。

窓をつけるかどうか、メリット・デメリットと建てる家や住む人を照らし合わせて十分に考えましょう。

□まとめ

今回は、新築を建てるとき、お風呂に窓をつけるメリットとデメリットをご紹介しました。
窓をつけるメリットは、手軽に換気できること、解放感が生まれること、採光が期待できること。
一方、プライバシーが守られづらい、カビが生えやすい、防寒対策が必要などのデメリットもあります。
お風呂は、ゆっくり湯船につかって一日の疲れを落とす憩いの場です。
少しでも素敵なお風呂になるよう、上記のメリット、デメリットを参考に考えてみてください。
玉名市、山鹿市周辺で新築マイホームをご検討の方は、お気軽に当社までご相談ください。